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2010.08.16

Puppy Linux 4.3.1のHDDインストール 【準備編】

先日の記事にて一度はPuppy犬となったものの、相次ぐ起動トラブルからDebianに出戻ったりなめび君でしたが、原因不明のまま唯々引き下がるのも合点が行かないところであり、せっかく2台も遊べるPCがあるのだから2台ともDebianというのも芸が無い・・・と自己弁護し、今回は気合を入れてりなめび君に再度Puppy犬となってもらう決意を固めました。前回からの変更点の備忘録と手順紹介を兼ねてここにまとめます。

主旨

動作が重くなった10年前の普及価格帯Windowsノートパソコンを Puppy Linuxによって蘇らせ、快適にWEB閲覧やメール、YouTubeが楽しめる環境を築く。またOSの安定性確保にも配慮する。

■インストールするOS: Puppy Linux 4.3.1 (FULL INSTALL)

■インストールするPC: SHARP Mebius PC-MJ700M (りなめび君)
 ・CPU:Mobile Celeron 600MHz
 ・Chipset:SiS 630
 ・RAM:SO-DIMM PC100 64MB + PC133 128MB (増設)
 ・GPU:SiS 630 (Onboard)
 ・HDD:ATA 20GB
 ・OS:Debian GNU/Linux 5.0.5 (オリジナルはWindows Me)
 ・Display:14.1"LCD XGA (1024*768) 18bit
 ・製品発売時期:2000/10

なお、まったく前回と同じでは進歩がないので今回はHDDの設定を変えております。ファイルシステムを推奨外のext4からext3に落とし、かつ前回実現できなかったGRUBの別パーティション化も実施しました。この方が万一OSが壊れても毎回GRUBをいじらなくて済み楽です。
また、前回なぜファイルシステムをext4にしたかは・・・既に忘れました(笑)。おそらくHDD初期化の際に『お!ext4も選べるぢゃん♪』という程度の軽い浅はかな考えだったかと・・・。仕様にはext2またはext3って書いてあるべさまったく=3 起動トラブルの原因はこれだったのかもしれません。

ではPuppy導入を始めます。かなり長くなるため【準備編】【OS編】【GRUB編】の3つに分けております。
この記事ではHDDの既存データを全て削除してからPuppyをインストールします。重要なデータは事前にバックアップしておいてください。

インストールCDを作る

まずは任意のPCで下記サイトからインストールCD(LiveCD)の元データをダウンロードします。

Puppy Linux 4.3.1 日本語版
http://openlab.jp/puppylinux/download/

ダウンロードのリンクボタンは下図の赤い囲みです。

K_pup_00

ボタンのクリックでそのままダウンロードが開始されます。デスクトップ等に保存してください。ファイル名はpup-431JP.isoです。

保存したファイルをImgBurnやCD Manipulatorなどのライティングソフトで【Write image file to disk (イメージをCDへ書き込む)】のモードにて空CDへ書き込めばでき上がりです。
ライティングソフトをお持ちでない方は林檎の木さんのサイトなどから導入してください。

でき上がったLiveCDを取り出し、インストールするPCへセットしてください。

OSのLive起動

Puppy LinuxのHDDへのインストールはLiveCDを起動した状態から行います。

Puppy LinuxをLive起動させるためにBIOS画面のブート設定でCD/DVDドライブを一番目(1st Boot)としてください。

J000_01

LiveCDを入れた状態でPCを起動するとPuppyの起動方法選択画面が現れますので、【Puppy Linux on RAM only】を選択してEnter。

J000_02

しばらく待つとキーボード種別の選択画面が現れますので【jp106 qwrety (Japan)】を選択してEnter。

J000_03

ビデオウィザード画面となりますので【Xorg】を選択してEnter。

J000_04

画面解像度選択画面となりますので【h31.5-48.5v40-70 LCD Panel 1024x768】など、使っているPCに合ったものを選択してEnter。

J000_05

さらにビデオモード選択画面が現れますので【1024x768x16】など環境に合わせて選択してEnter。

J000_06

これでPuppy LinuxがLive起動します。

J001

ここで一度ネットワーク設定・WEB表示確認をしてみることをお勧めします。Live起動でこれらができれば、HDDインストールでもほぼ間違いなく動作するでしょう。またPuppyの使用感なども確認してみてください。
■参照 : Puppy Linuxのネットワーク設定

HDDの整理

HDDの中身をPuppy Linux単体のHDDインストール向けに整理します。今回は一度HDDを空にしてから、あらかじめ起動用のGRUBのインストール先となるbootパーティションとPuppy Linux本体を入れるパーティション、さらにPCのメモリー不足を補うためのswap領域を作成しておきます。
なお、ここを進めることで既存HDDの中身は消えてしまいます。必要に応じてデータのバックアップを済ませておいてください。

左下のメニューから【システム】に進み【GParted】を起動します。

J002

開始確認画面で【sda 内蔵ドライブ.Descr: 〜】を選択して【OK】。

J003

GParted画面が現れます。

J004

ひとつずつパーティションを選択して【削除】をクリックし、

J005_2

これを繰り返して全パーティションを削除対象として【適用】をクリックします。

J006

確認画面でもう一度【適用】をクリック。

J007

完了画面で【閉じる】をクリック。

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【新規】ボタンで新規パーティションの作成画面を起動します。

J009

まずはswap領域を作成します。HDDのアクセス速度は、その仕組みから先頭側がもっとも高速となっており、仮想メモリーとしての高速性が求められるswap領域を置くならここが最適です。なおPuppy Linuxではハイバネーション機能を利用しないため、容量はPC搭載メモリーと同量(今回は192MB)あれば充分です。
※画面の単位はMiB/GiBとなっており、MB/GB換算とは数字が若干異なりますが問題ありません。

J010

同様の手順でGRUBインストール用のパーティションを作成します。容量は100MBあれば充分です。

J011

残った容量は全てOSインストール(兼データ保存領域)用に割り当てます。Linux利用に慣れている方は他に/varや/sbin用などに分けても結構です。拡張パーティション/論理パーティションももちろん利用可能です。

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全てのパーティション設定が整ったら【適用】をクリックして設定をHDDに書き込みます。

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確認画面が出るので再度【適用】をクリック。

J014

書き込みが開始されます。

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完了したら【閉じる】をクリック。

J016

ここでGRUBをインストールするsda2をboot可能なパーティションとします。/dev/sda2を選択し、右クリックメニューから【フラグを編集】をクリック。

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選択画面で【□ boot】にチェックを入れて【閉じる】をクリック。

J018

これでインストールのための準備が整いました。【GParted】を閉じてください。

J019

次は【OS編】でsda3へPuppy本体をインストールします。


■関連リンク
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コメント

おぉーー!!
すごいです!!
おかげさまでうまくHDDにインストールでいきました!!

っとひとつ質問があるんですけど
HDDから初めて起動したとき
SWAP領域のとこが赤字で表示されるんですけど
大丈夫なのでしょうか?
それともなにかSWAPを設定する場所があるのでしょうか?

投稿: てつ | 2010.10.30 23:31

お役に立てたなら私もうれしいです♪

SWAPのドライブアイコンが赤文字ということでしょうか?
はて。。。
GPartedでのSWAP領域作成時には[種類:基本パーティション][ファイルシステム:linux-swap]を選択されましたよね?

試しに端末でメモリーの稼働状況を調べてみるとどうでしょうか?


~# free
total used free shared buffers cached
Mem: 255880 246928 8952 0 2288 54308
-/+ buffers/cache: 190332 65548
Swap: 979924 268696 711228

Swap:に0以外の何らかの数値が出ていればswapとして動作している事が確認できますので問題ないかと。Swap:の項目自体が無い場合はPuppyがSWAP領域を認識していないものと思われますのでGPartedで再作成が必要かもしれません。

投稿: あじ | 2010.10.31 22:34

 全くのlinux素人ですが、こちらのサイトのおかげでインストールが無事に完了しました。快適にPUPPYを利用しております。ありがとうございました。

投稿: 黒丸 | 2011.10.01 09:44

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